6年生スキー学校
2月11日(月)~15日(金)、6年生のスキー学校が山形県の坊平高原にて行われました。
蔵王防平スキー場(現ライザワールド)は森村学園が高輪にあった時代から通うゲレンデ、そしてお世話になった長谷川スキースクール(現ハイジキッズアカデミー)は、その頃から子ども達へのスキー指導の草分け的存在です。蔵王名物の「樹氷」こそ、季節外れの一月末の雨によってモンスターになり切れていなかったものの、樹氷が育つ吹雪も、青空も、遠く朝日連峰まで見渡せる絶景も体験することができました。全員が山頂までリフトで上がるのは、このゲレンデとハイジの指導では例年のことなのですが、全ての班が同じコースでタイムレースができるレベルにまで達したのは快挙でした。
(上の写真の内3枚目はクロスカントリー)
毎晩の集会では、6年生実行委員が中心となり、学芸会の6年生の演目中に発表する「ダンス」(全員参加)の練習に取り組みました。四泊目までの仕上がりを、お別れ表彰式に来て下さったコーチの方々に披露することも出来ました。
6年間の初等部生活で、林間学校・スキー学校・校内合宿含めて合計六回、二十四泊三十日を仲間と共に過ごしたことになります。これだけの宿泊行事の中で、ただ「楽しかった思い出」だけではなく、数え切れないほど多くの事を学び、体験してきたはずです。これは教室だけの学習で身につくものではありません。大自然の中で仲間と過ごし、共に汗を流して行動し、辛い事も支え合い、励まし合いながら乗り越えてきた、自分を成長させてくれた貴重な時間です。反省すべきは反省し、乗り越えたことは自信とするとともに、一つひとつを思い出しながら、参加させてくれた両親・お世話になった方々や、関わった多くのスタッフに「感謝」の気持ちを忘れないでほしいと思っています。