6年生 図画工作
新緑の季節が始まりました。天気のいい日に6年生は、敷地内の森へスケッチに行きました。
校舎を離れて森へ入って行くと、空気はおいしく、山の中に入ったような気分になります。
木漏れ日でキラキラした森は、草花がたくさん咲いていました。蝶々や虫たちが出迎えてくれる中、
子どもたちは解放されるように走り出して、描きたい場所を探し始めました。
今回のスケッチの目的は、身近な自然をじっくり観察すること。植物の葉や花の付き方をよく観て、
それぞれの特徴を発見しながら、鉛筆で描いていきます。
足元の植物に焦点を絞って草花を細密に描く人、森全体を風景として大きく捉えて描く人。
光の印象を濃淡で描いていく人など、様々なアプローチでスケッチしていきました。
森遊びで自然に触れる時間が多い森村っ子ですが、いつもなら見過ごしてしまう場所に、
足を止めて観察することは、森の奥深さを感じ取れる良い経験になったと思います。
みんな清々しい笑顔で、夢中になってスケッチをしていました。