4年生 「文化芸術鑑賞会」
プロダンサーの中澤利彦さんを中心としたダンスチームの方々を講師としてお迎えし、ダンスを通じて特別授業をしてくださいました。中澤さんはニューヨークのアポロシアターやブロードウェイにも出演歴のある世界的なダンサーです。そのような方のダンスを間近で見られるめったにないチャンスです。この日を楽しみにしていた子も多く、6時間目に近づくにつれワクワク、ソワソワとしていました。
まずは、ダンサーの方々がダンスのパフォーマンスをしてくださいました。「簡単にパフォーマンスを見せました」とおっしゃっていましたが、「ぜんぜん簡単じゃないじゃん。」「すごい…。」とツッコミが出るほどダンスの切れや技術は圧巻で、子どもたちは驚きを隠せませんでした。
次は、ダンスの先生方が実際にダンスを教えてくださいました。「アップ」「ダウン」「ボックスステップ」など、基本的な動きを曲にのせながら踊りました。最初は、恥ずかしかったり、戸惑っていた子どもたちも、先生方の明るさやノリの良さに感化され、笑顔が増えたり、振りが大きくなったりしていました。「間違えなんかないんだよ。」「いいね!笑顔が素敵」など、とても良い雰囲気の中、汗びっしょりになるくらい楽しんで踊りました。
最後に、「なぜダンサーになったのか」「ダンスを通じて何を伝えていきたいのか」などをお話しくださいました。子どもたちの中に「ダンスで表現することに間違いはない、自分が表現したことが正解です。」という言葉が印象に残ったようです。
後日書いた感想の中に「ぼくは、ダンスをしているときダンスの力に気付きました。それは、ダンスをしていると普通に笑顔になり、次第にみんなも笑顔になるということです。」とありました。
今回のダンスを通じで、表現する楽しさ、ダンスの魅力などを肌で感じられたと思います。あっという間に過ぎた内容の濃い一時間でした。