6年生の道徳の授業で弁護士の方を招いて、いじめと人権についての講演をしていただきました。
前半は、弁護士とはどのようなお仕事なのか、人権のお話を中心に教えていただきました。
弁護士の方なら全員身に付けているという、弁護士バッジの意味も教わることができました。
ひまわりには、正義と自由を。
バッジの真ん中にある天秤には、公正と平等を。
弁護士によって、人権が公正、そして平等に守られていることを学びました。
安心・自信・自由の意味とは何か。
自分という存在は大切だということを、子どもたちは認識できたのではないでしょうか。
後半は、いじめについてのお話でした。いじめには、加害者、被害者、観衆、そして傍観者の4つの立場に人が分けられること。
いじめは、加害者が悪い、というイメージを持っている子どもたちが多いかと思います。
しかし、実際にあった事例で、加害者に話を聞いてみると、実は加害者にも抱えていることがあったこと、
いじめは表面だけでは分からないこと。
傍観者は、自分には関係ない、と思ってしまうことが多いと思いますが、
4つ目の傍観者が一番力があるため、加害者、被害者を救うことができることを学びました。
6年生は、初等部卒業後に、「あのときは楽しかったね。」と言い合えるように、
みんなでお互いの人権を守るための勉強になったのではないでしょうか。
6年生には、今回学んだことを、残りの初等部生活、そして中学校以降の生活に活かしてほしいです。