1・2年生 言語技術
今日は低学年の言語技術の授業がありました。
1年生の言語技術では、「お話作り」を行いました。
イラストから分かる情報を取り出し、話の内容を豊かにするため5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように)や登場人物の考えを加えます。文章を書く際は、一文の終わりの言葉(~ました。)を揃えることや、省略されやすい主語を忘れずに書くなど、注意点を確認しました。
低学年の言語技術はクラスを2分割して、少人数で授業を行っています。
2年生の言語技術では、「視点」についての授業を行いました。
同じものでも、見る人が変わると、考えていることも変わります。人それぞれ見えているもの、考えていることはちがい、表現も変わります。
4枚の異なるイラストを箱に貼って、4人が4方向から見ました。当然1人1人見えているものは違います。自分が見ているものを伝えるとき、文章は「ぼくは~、わたしは~」から始まる、一人称(視点)となっています。
箱を展開すると、上から全てのイラストを見ることができました。登場人物の視点で伝えるとき、文章は三人称(視点)となることを2年生たちに話しました。発達段階から理解することは難しい内容でも、言語技術では理解できないから触れないのではなく、思考を広げるきっかけになるようにと伝えています。